トランポと整備記録
【整備記録】
・オイル交換:RS4GP(10w-40) ← プレミアムシンセティック(10w-40)
・1.7L+α
・クラッシュワッシャ M12交換 M10未交換
Trip2:1200km
ODO:6870㎞(実走行:9170㎞)
RS4GPって赤色のオイルなのね.青色は使ったことあるけど赤は初めて
【トランポに積んでみた】
本題です.トランポ買ったのでバイクを積んで遊んできました.
流石に右側の座席を外さないと入らないです.トラ車だと3列目だけ外していけるみたいですが情報が少ないので
流れとしては
1.フォークを縮める(ミラーも外す)
2.エンジンをかけて突っ込む
3.ギアをいれてハンドルと右に切る
4.ハンドルが動かないようにタイダウンで固定(2枚目:青のタイダウン)
5.リアタイヤを後ろに引っ張り固定(1枚目:オレンジのタイダウン)
6.右前バンパーとシートベルト,左側をキャリアと取っ手で前に繋ぐ(2枚目,3枚目)
7.左フォークと車内取っ手を繋ぐ(保険)
開口部が狭いので,ミラー外してフォークを縮めるのは必須ですね.横置きマスターならもう少し余裕がありそう
車内ではフォークのタイダウンは開放しても十分な高さがあります.
尻痛くないし便利だね.
前まで住んでいた場所は練習環境に恵まれていたとひしひしと感じる.
【準備物】
www.dirtfreak.co.jp
www.dirtbikeplus.jp
AP 軽量アルミラダー フラット 1PCwww.astro-p.co.jp
AP 4PC ラチェットタイダウンセット RT213www.astro-p.co.jp
www.dirtbikeplus.jp
・アイボルト m6 2本(純正の荷掛けフックと交換.)
ハンドル位置調整
ハンドルのポジションを調整しました.
バイクをジャッキで上げて,タイヤ,フォークを外して
ステムナットを外す工具がない...34mmのソケットとか
幸いなことに裏から工具が差し込めたので,ハンドルポストを外しました.
この変なボルトとポストを組み替えることで,前後5㎜刻み8ポジションの調整ができる!!
まあ案の定,歪んでましたので15㎜ひいて一番手前のポジションにしました.
取り付ける際にワッシャーがスッと隙間に吸い込まれたのは内緒です.(なんで物理法則無視したような動きするんですかね)
・余談1
今のステムはZETA製のトリプルクランプを使っています.こいつのロワークランプのボルトは純正とは違い斜めに固定されるため
OUTEXのステムスタビライザーはつかないです.
アッパークランプだけなら大丈夫な気がします.
www.dirtfreak.co.jp
・余談2 ハンドルポストの固定
1.純正はゴムブッシュ付き(リジット化するキットあり)
www.dirtfreak.co.jp
2.ZETAはボルトとナットを使って固定(リジット)
www.dirtfreak.co.jp
3.XTRGIはアッパークランプにねじ切りしてボルトで固定
www.technix.jp
どれもこれも一長一短って感じですね.
マフラー交換とか
初めてフルエキを買いました.
OUTEX製のR-SSSです.
outex.jp
DR-ZでOUTEX入れている人ってあまりいないのでしょうか?
国産フルエキでコスパは良い方かなと思います.
取付に関しては,仮止めしてからフィッティングすれば特に難しいことはないです.
どこぞのマフラーなんかクランクケースと接触したり,サスと接触したり,エアクリBOX溶けたり....F??とかY???っていうんですけどねw
音量はヨシムラやデルタよりかは静かな方ではないでしょうか.一応メーカー基準で90dBです.
まあ排気量の大きい単気筒なんてどれつけてもそれなりの音量になります.消音性は純正が一番ですw
ジムカーナで使用するのでボコボコになる未来は見えています.
最初の一転け目がいつになるのやら....
今後の予定
バイクを実家に置いたまま越境できなくなったので,バイクに乗れていません.
乗れないので,漏れていたフォークをOHに出しました.店に出すのは初めてだなw
今回は「ブリッツシュネル」さんにOHを依頼しました.
左右ともインナーチューブを新品に交換したうえで,だいたい6万くらいでした.
今後のやりたいこと
・SMのスイングアームに換装
〈必要なもの〉
・SMのスイングアーム
・SMのキャリパー,サポート
・520,110Lのシールチェーン
・SM用アクスルシャフト,チェーンスライダー
・ウオタニSP2
・三相交流レギュレータへの換装
〈必要なもの〉
・SH775またはSH847
海外のdrz勢でSH775を使用している方が要る
・防水カプラ
・アルミニウムタンク(イタリア製)
・ゲイルスピードType-R
・リアサスOH
いや....いくらかかるんだこれ...
オルタネータの予備もそろそろ欲しいし.....
STMスリッパ―クラッチを純正クラッチへ換装
題名の通りSTMスリッパ―クラッチを外して,純正クラッチに換装しました.
理由としては,スリッパ―(BTL:Back-Torque limiter) の恩恵を受けているのは感じるのですが今の状態が正常なのか,要調整なのかの判断がつかないからです.
また内部のパーツが破損しやすいらしいとか聞くのですが,まともに情報がない&(信頼して)BTLを扱える店が県内に無い.....
とりあえず,外してみます.
まずは,リアブレーキペダルを外します.
クラッチカバーを開けます.ボルトの長さが違うのでつけるときに間違えないように
レンチをかけているボルトを6本外して赤いカバーを取り除きます.
頭が大きいボルトが3本見えますが,これは外さない...そもそも何のためについてるのか?
赤いカバーを外すと中心に4爪の特殊ナットが見えるので,SSTを使用して取り外します.締付トルクは純正と同じ70N/mです.ナットアダプターの対応ソケットは30㎜です.純正ナットは27㎜.
取り外し用のナットアダプターとクラッチツール(UTL-0030) お値段 ¥20800と¥6000 これがないと取り外せません.
今回はグライドライドさんより購入しましたが,在庫がない場合納期は数か月らしいとか あとはモトコルセとかでしょうかね
使い方はこんな感じ ただしSSTが高い割にクソ...使いにくい クラッチの上面が半球上になっていて面接触しないので力が掛けにくいです.
今回はSSTを上から抑えてもらい,二人がかりで外しました.
ナットを外すとスプリングなどが外れてきます.そのあと中心のインナーハブを外すとこのようにスチールボールがありますので慎重に取りのぞきます.
最後にボールが乗っていたプレートを外し,摘出!
クラッチバスケットが黒いのはHINSON製のクラッチバスケットを使用している為です.これ予備として欲しいのですがもう生産終了らしく国内だと扱っていません.
スチール製なので少々重いですが削り出しゆえ強度と耐久性は期待できます.
とりはずした部品類
特に注意したいのは右上の円状の板バネ これがBTLの効きを決めるスプリングになります.
これがヘタるとBTL本来の性能を発揮できません.しかもこいつが最悪割れるらしい.割れた場合の状況はわかりませんが構造から考えてクラッチが滑って動力が伝達できないと思われる.
取り付けられていたクラッチ板 純正のものより突起の幅がひろい クラッチプレートも穴が開いていない
熱容量を上げるためだろうか?
純正クラッチの取付
割愛!と言いたいとこだが一つだけ気になったので
フリクションプレートを取付けていく際,最後の一枚だけずらして取り付けるようにSMには指示があります.しかしながらHINSON製のバスケットではズラせないのでそのまま組み込みました.
実装したところ,特に問題はなさそうな感じです.
この一枚ズラす意味は何なのでしょうか?よくわからないです.
純正に換装して気が付いたことは,クラッチレバーが軽いのと,BTL特有の引っ掛かりが無くなりました.
とりあえずつけてみて得られたことを以下に書いておきます.但しこれは素人の主観なので流す程度にお願いします.
●メリット
ギアダウン時にリアが跳ねない.
バックトルクがかなり少なくなる.内圧コントロールバルブと併用するしているので更に少ない.
シフトダウン時にあまり気を使わない
●デメリット
SSTが高すぎる
調整,メンテを含めてDIYでやるには近くに専門店がないとハードルが高い(そもそもdrzのBTLに関する情報が少なすぎる)
ランニングコストが高い.例の板バネ新品で¥9000くらい その他緩み止め加工されたワッシャーなど
オイルが汚れやすい(まあこれは仕方がないことなので)
イタリア製 納期が多分ね....
追記
個人的にはスイスのSuter製のBTLが欲しいです.設計が好みなのとSSTが必要ないのが魅力的
でもDR-Z用のラインナップがない.ワンオフか流用で作ってもらえないかしら
DR-Zのラジエターについて
ラジエターの冷却流路と水温について思うことがあったので書く.
二台目のDR-Zは前のオーナーがレーサーのラジエターを取り付けてあったので,S又はSMのラジエターとの違いについて書いておく.
まず一枚目の模式図がS,SMのラジエター
二枚目がレーサーのラジエター
見比べてみると冷却水路が違うことがわかる.S,SM(以下純正とする)は右から左へ冷却水が流れる.しかしレーサー(以下E用とする)は左右に分岐していることがわかる.
これを見る限りでは,冷却効率を考えてE用は分割,純正はより冷却温度を下げるために二段式にしたのだろうか.
ここで疑問に思うことが有る.純正の場合,右側のラジエター上部に水温警告灯のセンサーがついている.つまりエンジンから直接出てきた水温ではなく,多少なりとも冷却された水温が計測されていることになる.また左側は冷却ファンのスイッチだがこれもまた右側で冷却された水温をもとに動作している.ファンが回った時点でエンジンヘッドからの冷却水温は設定温度より高いのではないかという.
まあ街乗り程度ならめったなことでファンが回ることはないので問題ないのかもしれないwただジムカーナでグルグルしてると85℃くらいかな.アイドリングで待機中がきついです.
●E用のラジエターを使用する場合
現在,E用のラジエターを使用していますが純正と異なる点がいくつかあるので記載します.
・ラジエターホースは上記のようにE用が必要
・水温センサー,ファンスイッチ取付用のボス穴は無い
・ラジエターファンも純正は取付できない
その為,ジムカーナ用として下記の改修を行った.
・水温計の取付
(KOSOの水温計及び取付アダプタ)
・冷却ファン(PCファン 中古380円なり 手動スイッチ追加)
・ラジエターキャップ 1.6から1.4へ変更
・サーモスタット取付
この条件で昨日峠に行きましたが,走行中はだいたい60℃くらいでした.サーモスタットの影響で冷却水の大半がバイパスされているためこんなものでしょう.
街中で渋滞につかまると一気に80℃を越えてきます.現在はPCファン一つだけなので少し心もとない.夏場はもう一つ追加した方がよさそうだ.
こんな感じかな.最後に参考にしている記事を一つ載せておく.
https://www.remotemoto.com/articles/drz400-water-temperature-sensor-install/
現状メモ
明けましておめでとうごさいます.
といってもあまり変わりがないのですがね...
Yahoo!ブログが消えたので,DR-Zに関する有益な情報が消えてしまったことが非常に悔やまれる
あまり更新しないのはよくないので2019年の最終状態をメモしておきます.
(レーサーパーツは400E,400Yなどいくつか種類がありますがメンドクサイので400Eで表記します)
・車体
DR-Z400S改 2002年モデル
・エンジン
400Eハイカム
セルモーター撤去・キックのみ
ヒンソン製ビレットクラッチバスケット(廃盤)
STMスリッパ―クラッチ
エンジンガード(Made in Dark Factory)
スコット製ステンレスフィルター
クラッチ,ジェネレーターカバー
400E用オイルライン
400E用ラジエター
内圧コントロールバルブ
エンジンオイル ヤマハプレミアムシンセティック
・吸排気系
ヨシムラトライコーン用エキゾーストパイプ(SK43A対応 98dBモデル)
FMF factory4.1 + サイレントボム3 (差込口の拡大加工済)
ヨシムラTMR-MJN
エアクリボックス穴あけ(400Sは初めから右側に4つ穴があります)
400E用スロットルワイヤー(FCR39対応なのでTMRには戻し側のみ流用)
・足回り
RM-Z250の2007年を流用(77㎜ストロークカット)
DR-Z400Sリアショック(10㎜カット済み,レート5.3㎏)
400Sスイングアーム(45㎜カット)
モトマスター4PODキャリパー+ブレーキング320㎜+RM-Zサポート
FRANDO製ラジアルマスター φ14
DRC製F15T ISA製41T
フォークオイル ヤマハS1
ZETA製トリプルクランプ
謎のカーボンカバー
・電装系
スターターリレー除去
エースウェル製ACE-153
左スイッチボックス除去
中華LEDヘッドライト
スタンド,クラッチスイッチ除去
PCファン増設
KOSO製水温計+アダプター
ニュートラルセンサー除去
<トラブルとか>(前オーナーは軽量化にこだわったお方なので)
●400E用のオイルライン
アルミ製でかなり軽く作られているのですが,取り回しが少し違いエキパイフランジと少し干渉します.今のところ問題はないようなので様子見.
●400Eラジエター
これも400Sと配管自体がことなり,Sは左から右への直列方式,Eは左右に分かれる並列方式となりますので取り回しが変わります.また冷却ファン,温度センサー,ファン用スイッチは取付できないので後付けになります.
●ヨシムラトライコーン
エキパイとラジエターホースが干渉しそうで怖いので,ホースに耐熱テープとバンテージを巻いてあります.またエアクリBOXの下部と干渉するので締付で対応.
エキパイは非常に精度よく優秀ですが,マフラーはクソです.重い,煩い,取付がめんどくさい,しかもバッフルがつけれない.
汎用マフラーはエキパイ径が異なるので加工が必要となります.
今度リレーのことについてでもかきませうか.
だーくふぁくとりーにはお世話になっております.